Otonowaが定期開催している、コミュニティドラムサークル。
1月は5名での開催となりました。
ご参加いただきありがとうございます!

今回は前もって楽器を並べることをせず、参加者の皆さんに好きなタイコを選んで席に座っていただきました。
初参加の方がいらっしゃったので、まずは各自が選んだ楽器をあちこち触って音を出してもらい、その後みんなで一緒に音を出していきました。
リズムを作らなきゃ!というプレッシャーから解放するために、ゲーム形式を取り入れみんなで1つのリズムを作るように促してみたところ、初対面同士でいきなり2名がシンクロ。これが面白いことにどこまでもシンクロ。おおおー!と驚きの声。
出だしから奇跡の連続で、この先どうなっていくんだろう?とワクワク。 

皆さん序盤から仲間の音に興味を持っている様子だったので、いろいろな鳴らし方を共有したり、1人1人の発信するリズムを基にみんなのリズムを重ねていったりと、自分と相手のリズムの違いを感じてもらえるように進めていきました。
途中、リクエストにお応えしてみんなでオクラホマミキサーをタイコでドンドコ。自然と歌も加わり、なんともほのぼのとしたゆる〜い空間に。
合わせようという気持ちやお互いに歩み寄っている様子が感じられました。 

質の異なる音も体感していただこうと、次に取り出したのはシェイカー。
日常のみんなでリズムを共有しながら軽くお話でも…なんて思っていたら、想像をはるかに超える面白い流れを参加者の皆さんが生み出してくださり、過去最長のシェイカータイムとなりました。
思いつきのお題をもとに1人ずつ話していく場面では、またもやいろいろな人同士がシンクロ。私も自分が話そうとしていたことを隣の人がそっくりそのまま話すという驚異の丸かぶりを体験。

また、新年最初のドラムサークルということで、今年の目標などもみんなで発表。
それぞれの目標をシェイカーに託し、実現に向けてのシェイカーパスをしました。
全員が目標を見失わずに実現していくためにはどうしたらいいか?ということで、それぞれの視点から平等に意見を出し合い、ひとつずつ試しながらみんなで最善の方法を探ることに。

自分のことより周りを大事にする人、積極的にアイデアを出す人、分析力に長けた人、協調性のある人などなど、個性豊かなメンバーが主体的かつ積極的にコミュニケーションを交わしていきます。
はじめは自分だけの目標だったのが、いつの間にかみんなで共有する目標となり、お互いに協力しながら一緒に実現を目指していく方向へと変化していきました。
数々の名言や迷言も誕生。感嘆と爆笑の渦に包まれながら、ひとつのチームとしてどんどん成長していく様子が素晴らしかったです。
この勢いがあれば、皆さん今年の目標もすぐに実現できそうですね! 

終盤は小物打楽器も混ぜて、好きな組み合わせでアンサンブル。
波と雨と動物たちの合唱、カリンバとのコラボ、サウンドシェイプス即席ドラムセットなどなど、ひとりひとりが周りの音を意識しながら自分なりの音作りを楽しんでいる様子が印象的でした。
最後はお互いを感じながら少しずつ静かに静かに…そして音がなくなった瞬間、エアコンの風もヒュ~ン…なんと同時にストップ。
最後の最後に奇跡のシンクロ!すごすぎるー! 

どこまでもシンクロ祭りなOtonowaができあがりました。
笑いと感動と気づきが満載でしたね。

以下、参加者の皆さんからいただいた感想です。

  • リズム感がないと思っていたけど、リズムを感じる心は誰もが持っているということを知った。
  • どんな音もみんなが受け入れてくれて、ここにいていいんだ!という安心感があった。
  • よく笑ったー!
  • 自分にとっては大したことじゃなくても、みんなにとってはすごいことなんだなぁ。
  • 人見知りな自分でも、ここは無理せずに居ることができる。
  • 毎回来ているが、毎回違う流れになるのが不思議で面白い。 

この日は週刊さくだいらの方が取材も兼ねて参加してくださっていたのですが「写真を撮っている最中も雰囲気の良さがすごく伝わってきました」とおっしゃっていました。
日頃からいろいろな場所で取材や写真撮影を行っている方に、そのように感じていただけて嬉しかったです。
参加してくださった皆様、たくさんの笑いと深い気づきをありがとうございました!

今日のキーワード
「信頼する」「伝え合う」「全体を見渡す」「息を合わせる」